個人事業主は会社勤めのサラリーマンと比較すると、消費者金融業者の間で共有されるブラックリストに載りやすいとされています。事業が好調で金回りが良い個人事業主でもブラックリストに名前が記載されているケースは少なくありません。これはブラックリストに載る定義が大きく関係しています。ブラックリストは信用情報機関で記録される個人の信用情報の俗称であり、特に借金返済の延滞や債務整理など金銭に関する事故情報を指します。また、名義人以外のクレジットカードを使ったり、携帯電話料金の支払いを忘れてしまうのもブラックリスト入りする理由です。個人事業主の場合、程度の差はあっても仕事の浮き沈みは避けられません。
毎月一定額の収入があるサラリーマンとは違い、金銭管理については不安定と言えるでしょう。そのため、借金の返済が遅れたり、携帯電話料金を払うことができない事態に陥ることは珍しくありません。事業が上向きになって収入が増えれば支払いは可能ですが、返済に関する事故を起こした事実は消えません。総合的に見れば高収入な個人事業主も、月々の支払いで事故を起こしたことによりブラックリスト入りしているケースは少なくないと言えます。
個人事業主が事業の拡大などを理由に融資を申し込んだ際、収入が不安定で一時的に返済ができず、そのためにブラックリスト入りして審査が通らないというのはよくある話です。また、その時点で初めて自分がブラックリスト入りしていることを知るケースも少なくありません。ブラックリストの情報は約5年ほどで消えるとされていますが明確な基準は存在しないので、人によって異なると判断するのが無難です。また、ブラックリストに記載されていることを理由に審査が通らなかったとしても、事業や収入について詳しく説明することによって融資が受けられる可能性もあります。ブラックリストへ記載される基準も決して明確ではないので、審査が通らなくても諦めるのは早計と言えるでしょう。
今すぐお金が必要な状況であっても、ブラックOKを売り文句にする業者を頼るのは良くありません。無届けのモグリ業者が多く、法律に違反している高額な金利を設定している可能性が高いためです。違法な方法で返済を強要するケースもあるので、トラブルを避ける意味でもそのような業者は避けるのが賢明です。