事業者ローンとは、主に個人でお店を経営している人、個人事業主、中小企業の経営者などが事業の資金を調達するために組むローンのことです。一般的な個人ローンを事業資金に使うことはできませんが、事業者ローンで借り入れたお金は問題ありません。事業者ローンを行っているところは大きく分けて2種類あります。1つは、「日本政策金融公庫」という公的組織が行っているローンです。日本政策金融公庫が行っている事業者ローンは金利が低いのが魅力的です。しかし、申告決算書、企業概要書、営業計画や資産・負債のわかる書類などを用意して面談に望み、2週間ほどかかる審査を受けなければなりません。審査が激甘とは、とてもいえないでしょう。
事業者ローンを取り扱っているもう1つの場所は、消費者金融です。アコムやアイフルなどCMなどでおなじみの消費者金融も事業者ローンを取り扱っています。消費者金融の事業者ローンも、本人確認書類や収入証明書、確定申告書の写しなどの書類は必要ですが、早ければ即日で審査が終わり、ローンを組むことができます。日本政策金融公庫に比べると格段に早いので、いますぐ事業資金が必要という時には便利でしょう。
消費者金融の事業者ローンは審査が素早いのがメリットとご紹介しましたが、審査が激甘であるとは限りません。たとえば、業績が悪かったり他社からも多額の借り入れがあったりする場合は、審査が通らないこともあります。また、起業してすぐの会社や個人事業主は原則として審査が通らない、という会社もあるのです。たとえば、アコムの場合は個人事業主が事業者ローンを組む場合、業歴が1年以上必要になります。誰でも簡単な審査で貸してくれる、というわけではありません。また、金利も高く18%前後のところも多いでしょう。
とはいえ、審査スピードが速いことは大きな魅力です。また、アコムのように事業者ローンは年収3分の1を超える金額でも融資可能なところもあります。経営は安定しているが不意の大きな出費があり、今すぐまとまった額が必要という場合は、消費者金融の事業者ローンに申し込んでみるのがおすすめです。金額によっては、金融事故を起こしてさえいなければ他社からの借り入れがあっても融資してくれることもあるでしょう。